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令和5年度 愛媛県・市町協働事業 始動!!

今年度も愛媛県と県内市町が協働で実施する事業がスタートしました。
昨年から引き続き、このnoteでは「知る人ぞ知るDX先進県」から「みんなが知っているDX先進県」愛媛を目指し、推進会議や県・市町の取組みを知っていただける場にしたいと思います。

昨年度の活動紹介は、過去記事をご覧ください。

みなさま、初めまして😃
今回の記事を書かせていただきます、サポートスタッフ(この「チーム愛媛」の内部機関としての役割を担う事務局のサポートメンバー)の矢部です!
昨年度よりサポートスタッフとして業務させていただいております。
生まれも育ちも東京で愛媛県へ足を踏み入れたことはありません・・
でも、昨年度20市町の職員の方とオンラインを通し、たくさんの愛媛愛に触れることができて、いつの間にか愛媛県に魅了されております(笑)
今期もこちらの活動をnoteを通じて皆様にもお伝えできればと思っております。どうぞよろしくお願いします!

令和5年度 第1回愛媛県・市町DX推進会議

さて、今回の記事では、令和5年4月28日に行われた第1回愛媛県・市町DX推進会議の内容をご紹介します。

「愛媛県・市町DX推進会議」とは? 
 愛媛県では県と市町が一体となってDXを推進するため、愛媛県デジタル総合戦略内で「県と市町の協働モデル」を提示しました。その取組みを推進するため、県と市町のDX推進部署で構成した会議体のことを言います。

推進会議より、チーム愛媛のメンバーの意気込みなどを紹介します!

<任命式とセンター長・専門官のスピーチ>

前列左から:藤田専門官(広報・マーケティング)、小田専門官(官民共創)、下山専門官(データ利活用)、渡部センター長、CDO八矢副知事
後列左から:小山デジタル戦略局長、山名デジタル変革担当部長、山形専門官(システム・セキュリティ)、前田専門官(デザイン思考・UIUX)、菅原統括責任者

渡部センター長:
昨年度に引き続き、皆様とお仕事ができること嬉しく思っております。
生まれ故郷への恩返しを含め、さらに愛媛県全土や全国の地方自治体のお役に立てることだと思い邁進してきました。
(昨年度)1年を通して市町や県を線引きする「目には見えない線」が見えたというのが正直な感想です。県・市町職員、事業者などがもっと交流したり、手を取り合えるともっと前進できると感じています。
今年は、自治体の職員間だけでなく、県内外様々な方とのご縁を紡ぎながら、コミュニケーションを中心とした連携ができるような支援を行って参ります。

一人ずつ意気込みを語りました

前田専門官(デザイン思考/UI・UX分野):
デザインというとなんで?デジタルに?と思われますが、
デザイン思考/UI・UXとは、特定の誰かを喜ばせるためにデジタルも使ってサービスを作るうえで重要な考えです。
この「誰を喜ばせるのか」という思考をDXにしっかりと反映していくために、市町の皆さんをしっかりサポートして一緒に進んできたいと思っております。

山形専門官(システム・セキュリティ分野):
北海道から愛媛に来ると暑く感じますね。これは気温だけでなく「愛媛には愛がある」と言われているように、(職員の皆様の)住民に対する愛情・熱意・DXを盛り上げていく情熱が暑さに繋がっているのではと思います!
デジタルを突き詰めると愛と情熱が非常に大事です。会話・コミュニケーション・笑顔を重視して今日も良い議論ができることを望んでいます。

下山専門官(データ利活用分野):
昨年度からこの事業に携わらせていただき、こんなに難しくて面白くて充実した業務はこれまでに無かったと思っています。今年度も素晴らしいチームで参加できることを本当に嬉しく思っております。ここまでに多くの市町職員の方々とお話ができ、愛媛のDXの現場には優秀で個性的な方がたくさんいると感じました。私のデータ利活用の専門性と自治体の皆様の専門性を組み合わせて、今年度も様々な取組みができることを楽しみにしております。

小田専門官(官民共創分野):
官民共創というと、ビジネス領域との提携について難しいことを考えがちです。都市部の企業・人も、地域の人や地場を好きになって関係性が生まれ「一緒に仕事をしたい!」と思うことが官民共創の本質だと思います。
私自身も冷蔵庫の中に愛媛産のものが増えてきています。こうした繋がりの中から対話が生まれ、まちづくりを考える中で、企業や大学などと(自治体を)お繋ぎして新しいものを生み出していきたいと思っています。

藤田専門官(広報・マーケティング分野):
昨年度、20市町の職員の方々から課題をヒアリングする中で、課題の解決策やテクニック・スキルを持っている職員の方がいるにも関わらず、同じ県内の他市町へ情報共有されておらず、もったいないと感じることが多々ありました。市町の境界線を取っ払い、情報をシェアし合い、自分たち(県内)で課題を解決していけるチーム作りを一緒に行いたいと思っています。
特に相手(住民)のニーズを把握し、効率的で効果的な情報の届け方を皆さんと一緒に追求していきたいと考えています。

<八矢副知事から激励の言葉>

専門官の皆さんは全国的に著名であるだけでなく、お人柄が素晴らしいと感じています。
県総合戦略における誰一人取り残さないDXに取り組むうえで、住民だけではなく、まずは市町の担当の皆さんを取り残さないという思いでおります。
「何から進めたらいいのか?」
「配属したばかりで何をすればいいのかわからない・・・」
などお困りの職員がいらっしゃったら、まずはセンター含め専門官の皆さんに気軽なコミュニケーションを始めとして、相談してみてください。皆さん必ず丁寧に対応していただけると思います。
専門官の皆さんは昨年度しっかり現場で取り組んでいただいているので、遠慮せず悩み等を伝えていただいて、皆さんとチームとなって取り組みたいと思っております。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

<菅原統括責任者から今年度の方針(任命式後の幹事会にて)>

幹事会
幹事会の様子

まずはチーム愛媛のDXの沿革から。自治体は異動があるので「なぜこの取り組みをやるのか」という部分をしっかり伝え続けることが重要と考えています。
始まりは県のデジタル総合戦略です。戦略の3つの柱を考える時に、県と市町の関係が良好でチームとして力を発揮できるのでは、という点に着目し「県と市町の協働モデル」を柱の1つに置きました。4年前、デジタル化の機運も高まっていない中、全市町にヒアリング等を行い、最終的に全首長がオンライン上で集まって共同宣言をする形で取組みがスタートしました。

昨年度は各市町ごとにまずオンラインヒアリングを行いました。さらに意見交換やナレッジ共有を重視しつつ、多くの職員の皆さんとコミュニケーションを測るために各分野の専門官も交え全20市町に個別訪問しました。その際に首長を含めたくさんの職員と意見交換することができ、ありがたい連携の賜物だと感じました。3年間で形だけではない、チームとして着実な積み重ねのうえで、2023年どうするかという話になります。
戦略期間は3年間ですので、今までの取組みを”締め”つつ、次の3年間を”創り”つつ、その2つを連続性のあるものとして”繋ぐ”年になると考えています。具体的には次の3つのNEXTを考えます。
①指針 ②人材育成・確保・交流 ③推進体制
県と市町の「協働から共創へ」をスローガンに次の3年間を見据えて一緒にこれらを構築していきたいと考えています。

この後は各協働事業の説明、担当者向けの連絡を行い、幹事会終了後のワークショップへと続きます。

「幹事会」とは?
県と20市町の各DX推進担当課(室)の所属長で構成される会。

<ワークショップ~自己紹介BINGO~>


幹事会の後は”チーム愛媛自己紹介BINGO!”というワークショップを開催しました。

4月に入り、異動や組織変更によってメンバーも変更となったため、
まずは「対話」の前提である「会話」を意識したコミュニケーションゲームです。

現地参加した市町職員、県職員、統括責任者、センター全員が参加し、市町名や職員の名前だけを記憶するのではなく、
自分との共通点や相手の特徴を理解することで、より深い関係になっていくことを意図して設計しました。

自己紹介BINGOとは??

  1. 20個の質問リストを確認

  2. リストから9つ好きな質問を選択

  3. BINGOシートに選択した質問の番号と自分の回答を記入

  4. 全員で内と外の2つの輪をつくる

  5. 目の前の方とペアになり、3分間の共通点探し!           ※これを何回か繰り返す
    質問に対して同じ回答だった場合、ビンゴボックスが一つ消えます

  6. まだ会話していない誰かと2人組になり10分程会話

  7. ビンゴ数を確認

  8. ビンゴ数上位3名から感想とご自身の市町PRタイム

というミニゲームです。
まるでお見合いマッチング会場のような(笑)緊張感と緩和と笑顔が入り混じった素敵な空間となり、
参加者からは「もう少し喋りたかった〜」と、嬉しい感想も聞こえてきました。

お見合いパーティのよう!?
真面目なワークショップです!!
市町職員、県職員、菅原統括責任者、センターメンバー
全員参加で行いました!

このような素晴らしいスタートを切った「令和5年度の愛媛県・市町協働のDX」。今期もよろしくお願いいたします!

会議後の懇親会参加者の集合写真!
渡部センター長は、恒例の「横連携」を意識した寝そべりです笑


執筆:チーム愛媛DX推進支援センター サポートスタッフ 矢部絵里子


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