チーム愛媛DXサマーキャンプ!?
こんにちは。
センター長の熱い記事が続いていますが、愛媛県事務局の渡部がお送りします!!
遡ること初夏の頃、、
オンラインヒアリングが一巡した頃ですが、私たち県事務局は悩んでいました。。
「もっともっと専門官とチーム愛媛の関係性を深めたい!!」
チャットツール等を効果的に活用しながら、センター・専門官と日常的につながれる環境を整えましたが、初めての取組みであり、また、専門官ごとに訪問支援も始まっているものの、まだまだ直接会ったことがない専門官もいる中で、市町職員側も、どのようにコミュニケーションをとったらいいのか(どこまでグイグイいっていいのか!)手探りの状態でした。
そんなとき、菅原統括責任者、専門官、センター長、フルメンバー揃っての来県が決定!!
この機会を逃すわけにはいきません。
この際、職員もリアルで集まって、専門官と職員、また、職員同士の繋がりを強化する研修会を設定することにしました。
(ちなみに、「愛媛県・市町DX推進会議」は令和3年度に立ち上がった会議体ですが、コロナ禍の影響もあり、オンライン会議ばかりで、この時点で職員もリアルで集合した経験がありませんでした。)
わざわざそんなことが必要なの?と思う方もいるかもしれません。
ただ、困ったことがあったときに、
何度も顔を合わせていて、気心の知れたAさん
直接顔も見たことがない、あんまり話したことのないBさん
どちらに相談したくなるでしょうか?
そのときのオンラインの場は、職員同士であっても、Bさんばかりの状態でした。
私は、この会議に関わる全員(職員・専門官)の心理的安全性を高めていくことが、良いチームをつくり、共創の土台として、新たな価値を作ることにつながると考えています。
行政の研修らしくない(?)楽しくて、熱くなれて、同じ釜の飯を食べるような研修会、、、
そんな想いで研修会を企画していたところ、上司であるデジタルシフト推進課長からの鶴の一声で、「チーム愛媛DXサマーキャンプ」と命名されました!!
そして来る8月19日。
コロナの感染拡大状況を鑑みながら感染防止対策等に十分配慮し、リアル・オンラインのハイブリッド型で職員が集まる、サマーキャンプが快晴、最高気温33.4℃の中、愛媛県武道館で開催されました。
まずは、事例紹介及びパネルディスカッション
各専門官から、市町の実装事例の中で「おっ」となるような取組みを紹介いただき、担当の職員に全体発表してもらいました。
↓地元マスコミも取材に来てくださいました。
聴き手側は、専門官の解説も交え、他市町の事例を知ることができ、発表者側も、自らの取組みを「アウトプット」することにより、改めて、取組みの強み・これからの課題に向き合うことができました。
そして午後からは、グループディスカッション!
まずは、サービス・UI・UX分野の前田専門官にサービス設計に大切な「ユーザー視点」に関し、ミニ講義をいただきました。
そして、
①デザイン&広報・マーケティングチーム
②システム・ セキュリティ&データ利活用チーム
③官民共創チーム
に分かれ、専門官をファシリテーターとして、
①チームは、紙の広報誌の完全デジタル化に賛成か、反対か
②チームは、LGWANに賛成か、反対か
③チームは、職員のテレワークに賛成か、反対か
をテーマにグループディスカッションを行いました。
このときのポイントは、賛成・反対を本人の意思とは関係なく割り振り議論し、さらに賛成・反対を入れ替え議論を行いました。
こうすることで、自分とは違う人(ユーザー)の考えになって、テーマを深めることができます。
続いて、各テーブルのファシリテーターはそのまま、メンバー入れ替えをして、
共通テーマ:窓口のオンライン化に賛成か、反対か
をディスカッションしました。
こうして、専門官の視点や他市町の事例を吸収し、アウトプットする、頭をしっかり使う1日がかりの研修が終わりました。
研修会後、帰り際の参加職員から、
またこういう機会を設けてほしい
今度は企画段階から関わってみたい
と直接声かけいただき、次につながる手ごたえを感じました。
チーム愛媛の熱量の伝播する、いい研修会になったのではないかと思います。
県・市町DX推進会議は「オンライン」を前提とした会議体ですが、節目節目で「リアルコミュニケーション」も取り入れ、チーム力の強化、県全体のDX底上げにも取り組んでいきます。
なんと、「ウィンターキャンプ」が開催される、、、?
これからの投稿もどうぞお楽しみに。
執筆:愛媛県・市町DX推進会議事務局 渡部 友里