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新体制のスタート~世はまさに大実装時代~

 愛媛県・市町DX推進会議事務局(県デジタルシフト推進課)の鎌倉です。
 2024年度最初の投稿となります!
 なんと2022年度に始まったこのnoteも今年で3年目を迎えます。

<記念すべき最初の記事はこちら>


新体制のスタート

 そしてDX推進会議の中核となる協働事業「チーム愛媛」高度デジタル人材シェアリング事業(略してデジシェア)は3年目の挑戦を迎えています。
 今年度はプロポーザルによる提案を経て、新たな専門官を含む新たな支援体制を構築しました。
 テーマは「実装」「自走」(ちょっとカッコつけてますが)  
 この2年間、0から手探りで県・市・町でのDX推進体制の構築や機運醸成など様々な取組みの試行を行い、DX推進の土台やノウハウを獲得してきました。  
 令和6年度からはより具体のサービス提供や体系化された研修実施、外部人材活用のノウハウ蓄積を目指し、事業を更に発展させるフェーズへの移行を意識しています。

 4月24日(水)には、新たな専門官(市町支援のメインプレイヤー)の委嘱式を含む、推進会議の第1回幹事会及びワーキンググループ会議を開催しましたので、その様子を少しご紹介します。

愛媛県・市町DX推進支援専門官 委嘱式

会の様子は地元メディア複数社に取り上げていただきました
(会場手狭になったのが反省点)

 県の職員を除き、全員がオンラインでの参加です。まずは3名の専門官にそれぞれ挨拶をお願いしました。

原専門官

原 秀樹 氏

 姫路市役所の情報部門において市の情報化・DXを牽引してきた原専門官。  
 姫路市のデジタル戦略に深く関与し、データ利活用からマイナンバー利用推進、人材育成など多様なジャンルの知識と行政経験を持っています。
 ありがたいことに愛媛県には何回も旅行で訪れたことがあるそうです。

髙倉専門官

髙倉 万記子 氏

 愛媛県出身かつ八幡浜市役所に勤めていた髙倉専門官。JIPDECにおいてはトラストサービスやなりすましメール対策などの普及啓発業務に従事したほか、セキュリティ対策などの講師の経験も多数あり、各方面に顔が広いことも強みです。
 愛媛にはよく帰省されているそうです。

髙橋専門官

髙橋 皇介 氏

 民間企業でシステム開発業務等に従事後、足立区役所に入庁しデジタルリソース基盤の整備などを行っていた髙橋専門官。単なるデジタル化だけではなく、業務自体の効率化やベンダとの交渉も得意としています。
 この業務が初めての愛媛県との接点となるそうです。

専門官の特徴など

 お気づきの方もいるかもしれませんが、この3名は自治体に勤務した経験を持っており、現場でどのようにDXを推進するのか、その実情に明るいメンバーになっています。
 また、昨年度からの変化として、専門官ごとの分野の概念をなくし、相談内容に応じて専門官+スポット人材で柔軟に支援を行うようにしています。

委嘱上の掲示、CDOからの激励の言葉

 全員の紹介とあいさつが終了した後、電子で交付した委嘱状を掲示していただきました。(事務局上石のアイデアにより、委嘱状をWeb会議の背景として設定することで視認性を向上)

 最後に愛媛県CDO(田中副知事)の激励の言葉では、専門官に対し行政経験を活かし職員に親身に相談に乗っていただくとともに、市町と一体となった住民サービスの向上などを期待する旨が伝えられました。

委嘱状の掲示中(シャッターチャンス)

愛媛県・市町DX推進会議 第1回幹事会

 幹事会においては推進会議の事務局長(県デジタルシフト推進課長)から事業全体の方針の説明、デジシェアの受託事業者である官民共創未来コンソーシアムから、事業運営責任者の小田さんが今年度の業務計画の説明を行いました。
 業務スコープとして市町の個別支援だけでなく、広域で連携して取り組んでいけるよう支援を行っていくことや、支援方法自体を効率化していくことなどが伝えられました。

幹事会は市町担当者もカメラオンにして参加

最後に

 冒頭でDX推進の土台やノウハウを獲得してきたとか言いましたが、これからの取組みもまだまだ模索続きなのに変わりはありません…
 今年度も様々な取り組みを予定しており、できるだけ(私の余力がある限り)その試行錯誤の様子をnoteでご紹介していければと考えております!

 これまでの取り組みが気になる方は、ぜひ過去記事もご覧ください。

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